こんにちは。管理人のミツです。
このページでは、私と養蜂との出会い。
日本ミツバチへの思いなどを説明しています。
ニホンミツバチとの出会い
元々私は田舎育ちで、子供の頃は実のなる木、綺麗な水が流れる川、雑木山などの自然が大好きでした。
しかし、高校を卒業して就職のため都会に出てから約35年、そういった気持ちは忘れて黙々と仕事をしていました。
そのような中、たまたま日本ミツバチの蜂蜜をいただく機会がありました。
西洋蜜蜂と日本蜜蜂との大きな違いも分からなかった私は、「ただの蜂蜜だろう」と思っていたのですが、その蜂蜜を舐めた瞬間、子供の頃の田舎の風景が思い出されるような香り、なんとも言えないバランスの取れた甘みに衝撃を受け、
この蜜を自分で採取してみたい
と言う気持ちが芽生えました。
これが、私と日本ミツバチとの初めての出会いです。
養蜂学
日本ミツバチの蜂蜜を舐めて以来、「自分で採取したい」という思いが抑えられなくなった私は、時間を見つけては養蜂家の方々を尋ね、養蜂の勉強を始めました。
密箱をどういった素材で作り、どういった状態で、どんな場所に置き、どのように育てればいいのか。
日本ミツバチの生態が分からない私は、雲をも掴むような心境のまま密箱作りから始め、トライ&エラーを繰り返すうちに
- 日本蜜蜂は、木の蜜を主に採取する
- 小さな白い花が好き
- 働き蜂は、一生に小さじ一杯の蜜を一生懸命に集める
- 気温が12度以上になると箱から出て一日中蜜を集めて廻る
など、様々なことを知ることができ、蜂のひたむきさが何とも可愛いく思えてきました。
それから私は、さらに養蜂にのめり込み、
- ミツバチが入りやすく、天敵が入りにくい蜜箱の作り方
- 蜜箱を置く場所
- 蜂を寄せる金稜辺の育て方
- 分蜂の方法
などを覚え、自分が子供の頃大好きだった、川や、実のなる木や、雑木山を好み、その蜜を集めてくれる日本ミツバチの事が大好きになりました。
今ではミツバチ達のお世話をしながら、会話するほどです。笑
みつばちの杜計画
現在は、日本ミツバチを飼う為に、740坪の敷地のある古民家を買い、そこに沢山の蜜箱を置き、様々な木を植え進めています。
昨年には、無農薬栽培のブルーベリー畑を購入したのですが、ここに置いてある箱の蜜は、とてもフルーティな香りで、美味しいです。
このように、蜂が密を集める環境から整えるのは、ミツバチ達が農薬の影響を受けずに、新鮮で、元気な花の蜜を取れるようにする為です。
日本ミツバチは、蜜が少ないと餓死してしまいますし、農薬等がかかっている花の蜜を取る際に死んでしまったり、女王蜂が産卵しなくなったりもします。
こうしてだんだんと、日本ミツバチの数が減ってきているのが現状です。
この悲しい現状を打破し、日本ミツバチに美味しい蜜を提供するために、これからも雑木山を買い進め、実のなる様々な木や、蜂が好む蜜の木を植えて日本ミツバチの杜を作り、安全で香りの良い、美味しい蜂蜜を採っていきたいと思っています。